79番天皇寺、80番国分寺、81番白峯寺、82番根香寺、83番一宮寺
2023年11月25日(土曜日)
→→→→実際の順番は、打ち始め79番天皇寺ー80番国分寺ー昼食ー83番一宮寺ー82番根香寺ー打ち止め81番白峯寺ー松山へ。という行程でした。
今回は、お遍路ツアーについての記事です。上記5ヶ寺、全て香川県の札所を参拝します。
地図はいつもの、四国運輸局の「四国遍路を列車・バスなど公共交通機関で巡るためのハンドブック「四国88NAVI」の発行について(更新)」 がわかりやすいでしょう。
四国の地図です↓黒丸の部分へ行きました。

香川県の79番~83番までバスで参拝します。(拡大。四角で囲んだ札所です)こちらへ松山からの出発です。

なぜこのあたりの札所をツアーにしたかというと・・・
白峯寺から根香寺まで、公共交通機関がなく、高屋バス停から、徒歩3.5キロで白峯寺、そこから徒歩5キロで次の根香寺、そこから根香口のバス停まで4キロと、ちょっとここを連続で歩くのが不安だったからです。歩き遍路の方、本当に凄い・・・

参拝したのは、令和5年11月25日のことです。前日八坂寺まで行きましたが、夕方暗くなってきたので、次の目的の西林寺は断念。そのままJR松山駅近くのホテルに移動し宿泊。理由としては、翌日(25日)のお遍路ツアーに参加するためです、集合場所がJR松山駅だったからです。
公共交通機関を使って行くお遍路ですが、今回はちょっと難所かな?と思い、一度参加してみたかった、いよてつの日帰りバス遍路(土曜遍路)へ参加することにしました。費用は日帰り11,000円でした。ギリギリに申し込んだので、現地で支払ったと思います。
納経帳と、納経のお金を集めるので(ツアーと平行して別に納経専用スタッフの方が納経してくれるのです。)次の集合場所の伊予鉄グループ本社につくと、すぐに一旦下車して、納経帳と納経料金を預けることに。(掛け軸も預けました)ツアーは時間との勝負。和を乱さぬよう素早くです!
ちなみに・・・令和6年4月1日より納経の料金が下記に改訂されました。
★納経料★
掛 け 軸 700円
納 経 帳 500円
朱印用白衣 300円
(朱印を押した白衣は、あの世に旅立つときに着せてもらうためのものです)
大師納経 500円
※納経帳重ね印は300円
★納経時間★
午前8時より5時まで(以前は午前7時より午後5時まででした)
お遍路の旅は、必ず納経(納経帳に御朱印をいただく)をしないといけないというわけではないですが、遠方の私は、頻繁に行けるわけがなく、必ず納経をしていただきます。善通寺だけ何度も行っているので、重ね印(2回目移行は、お寺の印だけを同じページに押してもらいます)が増えてしまってます。ついでに、近くの金倉寺も(^^;)この納経料が、地味に旅費の負担となるのですが、達成感がありますし、芸術ですよ。お寺の維持費にもなればと思います。
JR四国のツアーでは、駅の旅行代理店に、当日納経帳と納経代を集めて、納経専用のスタッフさんが別行動で、納経だけもらってくれて、同じくツアーが終わると返してくれるシステムでした。JR四国の旅行代理店は、大きな駅ごとに店舗があるので、その日行く札所に近い店舗に集合して出発なので開始時間はゆっくりめでした。
私がよく参加していたツアーは、四国ではないので、移動のバスの中で、納経帳と納経の料金を集めていました。添乗員さんが、参拝中にもらってきてくれました。いよてつは、松山に本社があるので、朝が早いです。今回は愛媛から移動して香川の札所ですからね!
まぁツアー遍路の参考に・・・なるかな?会社によってシステムが違いますね。
さて、ここからが本番です。オレンジ帝国から、うどん県へ!

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金剛杖(お遍路は同行二人といい、お大師様といつも一緒ということで、金剛杖を持ちます)がないので、別途お好きなものを選んでください。南無大師遍照金剛と背中に書かれた笈摺(おいずる)または白衣は袖なしです。
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上記には菅笠がついてません。
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ナイロンカバーで雨よけ、五徳がついていて頭と密着、あごひももついていてお得です。帽子だと山門で脱がないと行けませんが、菅笠は脱ぐ必要はありません。
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①の49番浄土寺、50番繁多寺、51番石手寺、52番太山寺、53番圓明寺はこちら↓
②の54番延命寺、55番南光坊、56番泰山寺とおまけの今治城はこちら↓
③の76番金倉寺、77番道隆寺、78番郷照寺、番外75番善通寺はこちら↓
④の44番大寶寺、46番浄瑠璃寺、47番八坂寺はこちら↓
そして、お遍路で便利だったグッズ、準備するものなど、必要なもの、おすすめのものも紹介していこうと思います。
実際の行程はこんな感じ
令和5年11月25日 土曜遍路 ツアー内容は以下でした。
JR松山駅(7:00)ー伊予鉄グループ本社(7:30)ー川内ICー坂出ICー79番天皇寺ー80番国分寺ー中野うどんで昼食ー81番白峯寺ー82番根香寺ー83番一宮寺ー高松ICー川内ICー松山市駅ーJR松山駅(19:00頃)
→→→→実際の順番は、打ち始め79番天皇寺ー80番国分寺ー昼食ー83番一宮寺ー82番根香寺ー打ち止め81番白峯寺ー松山へ。という行程でした。
※この順番で記事を書きます。ツアーバスで移動なので、普通のブログみたいになってしまいました。公共交通機関は使いません。
車内は4列2人座席のバスです。一人参加の時は近い年齢の方と相席になるよう配慮されているように思えます。この日は、地元松山の女性でちょっとお姉様でした。伊予銀行の行員をなさっている方でした。

第79番札所 金華山 高照院 天皇寺
バスから降りるとき、全員分まとめていた金剛杖から、自分のものをとり、早速お遍路開始です。ツアーはなんと楽なことか!時々、バスの中でうたた寝してしまいますが、はい、もうすぐ到着です。で目が覚めるとそこは札所・・・

楽をしてしまってすみません。


保元の乱により讃岐へと配流された崇徳天皇が崩御し、その冥福を祈願するため、寺院境内に崇徳天皇社が造営されたそうです。鳥居が奈良県大神神社と同系の三輪鳥居で、両部神道(密教の解釈による神仏習合のこと)がもとになっているそうです。
日本の三大怨霊、菅原道真、平将門、そして、こちらの崇徳天皇(上皇)ですね。すべて、霊の怒りを抑えるために神社を建てています。
宗派:真言宗御室派
本尊:十一面観世音菩薩

本堂正面(金剛界説法)と本堂背面(胎蔵界説法)の両面を参拝することを習いとしているそうですが、説明があったかどうか忘れましたが、知りませんでした!もし次回行くことがあれば、両面参拝します。これから参拝する方は、時間があれば是非参拝を。


ありがたいことに連日晴れ。お遍路の日は、いつも晴れてます。
お参りを終え、ササッと、神社へ走ります。

こちらのお寺(79番)は供養寺で、次の80番の次、81番の白峰寺は、天皇陵があるお寺。ということになりますね。崇徳上皇・・・影響は凄かったんですね。というか、敵側となった人達に不幸が重なったりで、上皇に対してごめんなさい。という気持ちのあらわれもあるのでしょうね。

今となっては、日本の守り神となっていることを願いつつ、日本をお守りくださいと祈願しました。もうね、雪蹊寺には長宗我部信親公のお墓もありますが、何百年も経つと、神様になっていると思うんですよ。土地の守り神、日本の守り神となっていると思いたい。合掌。

遅れないように、バスへ戻ります。
第80番札所 白牛山 千手院 国分寺

宗派:真言宗御室派
ご本尊:十一面千手観世音菩薩







こちらの寺院は大きな大師堂があり、中に入ってお参りします。撮影禁止なのでここまで。
中はお線香の煙で満ちていて、入って正面に納経所もあります。
こちらで、色んなグッズも売っていて買い物も楽しいです。

もちろん記念に顔をはめて撮りましたw

色々と見所があるので、時間をかけてお参りしたいお寺です。
第83番札所 神毫山 大宝院 一宮寺
次のお寺に行く前に「中野うどん」でランチ♪四国の旅は必ずうどんメニューが出ます。

コシがあるので、私は結構好きです。でもツアーの場合、毎日食べるのでちょっと飽きてしまうこともあります。スパゲティが食べたい!と思うことがあります。実際一人でお遍路の場合疲れ切っているから、もうセブンでスパゲティを買ってホテルで食べることもあります(カップラーメンやカップうどんではない!)



そして腹ごしらえの後、81番と82番より先に、83番一宮寺へ向かいます。


宗派:真言宗御室派
本尊:聖観世音菩薩





こちらのお寺では面白いイベント(祠に頭を突っ込んでみる)がありまして、薬師如来の祠「地獄の釜」というものがあります。
悪人はこの祠に頭を入れると、ゴォー!と地獄の音が聞こえ、頭が抜けなくなるというもの。
毎回入れてみますが、抜けないことはないので悪い人認定はされずホッとしています。ゴーッと音もしません。


地獄の釜の横には美しい紅葉が。極楽か。地獄も極楽も表裏なのだと言っているようですね。
第82番札所 青峰山 千手院 根香寺

宗派:天台宗
本尊:千手観世音菩薩

根来寺といえば、牛鬼。
寺の伝説によると・・・人間を食べる牛鬼が棲んでいたので、村人は、弓名人山田蔵人高清に鬼退治を依頼。しかし、なかなか牛鬼が現れず、根香寺の本尊に願をかけた21日目の満願の日、牛鬼が現れ口の中に矢が命中。逃げる牛鬼を追うと死んでいるのを発見。高清は牛鬼の角を切り寺に奉納。その角は今でも寺に保存されていると!
御開帳なんかあるのかな。都市伝説好きとしては、見てみたい。(調べると鹿の角という記事もあった)
それにしても、高清さん、すごい勇気がありますね。身長182センチの大柄で、豊臣時代の武士で実在した方のようです。子孫もいらっしゃるようで。
「また牛鬼の絵は魔よけのお守りとして親しまれています。」って人間を困らせたものをお守りにするというのは面白い発想ですね。ある意味これも牛鬼の供養みたいなものも含まれるのかな?

昔は、現代人と比べ妖怪と距離が近かったのか、見えたのかな。妖怪件とか、西洋でいうミノタウロスみたいな存在。あるいは、牛と人間のあいの子?

怖いというかユニーク。夜見ると怖いかも。駐車場脇から、こちらを威嚇している像が見える。

これこれ、お遍路さんが長い階段を上る紅葉の写真。撮りたかった。




本堂に行く前、手前にあるコの字の回廊を歩いて本堂まで向かいます。

「静かに」と書いたところから通路へ入ります。

万体観音が並ぶ回廊を歩いて行きます。一人じゃちょっと怖いかも。


本堂に着きました。お勤め。この写真の3枚前の写真の真ん前本堂前に着くわけです。

更に先へ進みます。出口へ。







お大師様の甥の智証大師ががこのお寺を開基した際、この樹下に山王権現と白い猿が下りてきて守護ですか。こういう昔話的なものは実際にあった話なんだと思いたい。ここまで伝説が残ってるんですもの。嘘だと続かない気がする。

しばらく紅葉を楽しみました。



こちらの大師堂は特徴的なのですが、撮影を忘れてしまいました(^_^;
皆さんはネットで検索してみてくださいね!
第81番札所 綾松山 洞林院 白峯寺
いよいよこの日の打ち止め、81番白峯寺へ。だいたいどのツアーも最後は白峯寺のような気がする。少し日が傾いてきた時間帯でした。


皆さん同じ方向を向いているので、なんとなくAIの画像見たいに見えますね。紅葉をみてるんでしょう。



宗派:真言宗御室派
本尊:千手観世音菩薩

保元の乱で破れ讃岐へ流された崇徳上皇は、都へ帰りたいという思いが叶わぬまま寂しくこの地で亡くなられ、御陵が営まれました。しかし都では異変が相次いだため、恐れ崇め奉り、菩提を弔いった。また仁安元年、上皇と親交のあった西行法師が慰霊の為に御廟に参詣した際に上皇の霊と歌を詠み交わした話は、江戸時代後期、上田秋成作『雨月物語』「白峯」の伝説(崇徳上皇の亡霊と対面し、論争する。巻之一収録。)でも有名だとか。また、境内には上皇の悲話を伝える玉章木(たまずさのき)もあります。「崇徳上皇がほととぎすの鳴き声に都を偲び、和歌を詠んだところ、ほととぎすはその意を察し、嘴に木の葉を巻いて声を忍んで鳴いたといわれる」
調べていくとどんどん沼にハマりそうですね。




階段を上る途中に干支のご本尊様をお祀りしてます。
自分は申年なので毎回大日如来へ手を合わせます。


本堂の全体を写すのを忘れてました。すみません。紅葉に夢中でした。
大師堂の写真もない・・・もうグダグダです・・・

天狗伝説もあるようです。かっこいい天狗様の像。


合掌
きっと今は日本の守護神となっていることでしょう。そうあって欲しいのです。

西行様、怒ってる?
この日のお参りは終了。あっという間の1日でした。
いよてつツアーではお帰り切符を用意してくるサービスがあり、松山市駅から大街道までの電車賃はこちらで無料となりました。
ありがたい!
隣の席だった伊予銀行の方が、乗り場を教えてくださり、一期一会。お姉様も無事結願できていることを祈ります。


いつもの快活クラブ大街道店でシャワーを浴びて、夜行バスへ乗り込む。この翌日11/26には福岡県の築城基地航空祭へ行くため、目覚めるとそこは小倉。いやハードだったけど楽しかったです。
続きます。。。。





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